記憶術-頭字法

記憶する方法

記憶する方法-頭字法って一般的?

忘れちゃいけない語呂合わせで、ちょっと登場した化学の周期表!

この中で、紹介した

・・・水平リーベ僕のふね・・・。

※原子番号小さいほうから、H(水素)、He(ヘリウム)、Li(リチウム)、Be(ベリリウム)、B(ホウ素)、C(炭素)、N(窒素)、O(酸素)、F(フッ素)、Ne(ネオン)の覚え方!

・・・これは、実は頭字法っていいます。

いくつかの事柄を覚えるときに、頭文字をとって順番にならべていき、そこでできた言葉(文字列)を覚えることをいいます!

頭字法っていうのが一般用語かどうかはよく分からないのですが、わたしの一押しの本、和田秀樹さんの30代から始める「頭」のいい勉強術にもそう書いてありました!

他の例では、

     あぷせとねでぶ!

という呪文。これで自分は何回も助かりました。
さあなんでしょう?スタート!

(・・・これが何だか分かる人は、もしかして情報処理関係の試験にチャレンジしている人では?)

・・・チッチッチッ(時計の音)

・・・チーン!

・・・正解はOSI基本参照モデルでした!

※OSI基本参照モデル-情報処理(コンピュータ)用語です!簡単にいうと、異なる機種間でデータ通信を行うために、コンピュータが持つべき通信機能のモデルで、7階層になっていて、それぞれ機能が独立しています。
このモデルのおかげであなたもインターネットでこのサイトを見ているわけです!
 →すみませんが、用語のフォローを誰かよろしくお願いします(笑)。

こういうものです↓

OSI基本参照モデル対応する装置(これは参考!)
アプリケーション層ゲートウェイ
プレゼンテーション層ゲートウェイ
セション層ゲートウェイ
トランスポート層ゲートウェイ
ネットワーク層ルータ
データリンク層ブリッジ
物理層リピータ

・・・装置の欄はおまけです。ルータって文字が目に付くと思いますが、これがいわゆるインターネットでLAN接続したりしている、「あれ」です。

それで、問題の「あぷせとねでぶ」ですが・・・・。

・・・、もうお分かりですよね!
表の左側の欄の各層の頭文字を上から順に読んでいくと・・・

 あ、ぷ、せ、と、ね、で、物 !

・・・・すみません。最後はひらがな(または、カタカナ)でお願いします(汗)。

頭字法は意外に使えるかもしれない

遠い遠い昔、まだわたしが高校生くらいのころでした。

地理の試験がある日のこと。

その地理の先生は、統計などをよく用いて大きく捉える学習の仕方が得意な先生でした。

そのため、統計表をある程度頭に入れておかないといけなかったのでした。

・・・もちろん頭に入っていませんでした(笑)

そんなとき、試験前の教室で、クラスのある人が、

ちゅういんそあめねしぶにっぽん、ちゅういんそあめねしぶ・・・・・

と繰り返し大きな声で唱えていたのです。内心

  「やかましぃ~!」

と思っておりました。

・・・・・

・・・

が、そっ、それってもしかして・・・・・

・・・そうなんです。これは当時(198x年)の世界人口順位だったのでした!
今と大分違うので、頭にインプットしないように注意してください。

でも、これ唱えてみると、なんだか頭に入ってきちゃいますよね。

文字列としては全く意味がないです。でも唱えてみるとリズミカルで、しかもほどほどの長さです。

語呂合わせのときもそうでしたが、このように条件がそろうと覚えやすいです!

ただし、最初(”あぷせ~”の”あ”とか”ちゅういん~”の”ちゅう”)を思い出せなかったら、アウトなのが欠点。

補足的に使うのがよさそうです。

ちなみに、呪文を唱えていた彼は、それを黒板の隅にこっそり書いておいて、先生にばれていました(笑)。

そういえば、頭脳を明晰にする重要なキーワードにも、この頭字法みたいなのがありますよ!

これはまた別のときに・・・。