学習効率を高める勉強法

頭脳と記憶の基礎知識

学習効率を高める勉強法

エビングハウスって知ってます・・・?
・・・どこかの不動産みたいですけど違います!(←きっぱり)

心理学者で、記憶を研究した有名な方です。エビングハウスの忘却曲線というのが有名。

これは、学習をしたら、記憶がどの位定着している(忘れている)のかを、記憶の量と時間を軸にして表した曲線です。

この結果によると、学習終了から24時間後には、わずか20数パーセントまで記憶量が落ちてしまうのです!恐ろしい~。

・・・でも、記憶力は、学習直後に一時的に少しあがるそうです。

自分はイメージとして、パソコンに処理をやらせると、画面上では処理が終了したけれど、バックグラウンドでハードディスクが動いていたりするのに近い状況と捕らえています。学習の最後の方で出現した項目を既存の知識と統合しているようです。

・・・ということで、学習効率を高めるには、その一時的な記憶力の増加の勢いにのって、忘却曲線が低下してくる前にまず最初の復習をすることが重要!
そして、次の急な低下の前のたびに復習をすることで、忘却を減らし、長期記憶へ蓄えます。

学習直後に一時的に記憶力が上がることから、1時間の学習終了後、10分後に1回目、1日後に2回目、1週間後に3回目、1ヶ月後に4回目・・・とやると効率的に長期記憶に蓄えられるようです!