知的生活にはどんな心構えが必要?

知的生活

知的生活にはどんな心構えが必要?

さあ、あなたは、生活や趣味に関連することを、好奇心をもって探求しています!

知的生活という観点から、どういう心構えで今後進めていけばいいでしょう?

一番大事なのは・・・

・・・難しく考えないこと!

です!あまり気張らず、のんびりやっていこうじゃありませんか。

・・・・・・

・・・えっ?それじゃだらだらテレビを見ているのと変わらない?

・・・確かに、対象が違うだけで、近いかも(笑)

・・・それでは、これだけは心がけてみましょう!

1)たとえば、本を読むなら、
 「これからこの本を読んだら、きっとためになることがたくさん得られそうだ な。(ワクワク!)」と期待感を高めて読みましょう!
2)読み終わったとき、「今日は、○○といういいことを学んだ!よかったな ~。」と振り返ってみる。

この2つは、だらだらとした時間をすごさないための、おまじないです!

資格試験などは、目標や、今日は何ページまで!といったノルマが入ってくることもあると思います。

その場合はがんばらなくてはならないことも多々ありますが、そうでない場合は、目標とは言わないまでも方向づけだけはしておきたいということです!

また、終わったあと振り返るのは、忘れないように復習の意味もありますが、達成感をしっかりと固めておきたいということです!

・・・ちょっとしたことなのですが、ある程度時間をついやす以上、その時間を無駄に浪費してしまったという後悔におちいらないように、あなたもちょっと唱えてみてはいかがでしょうか?

それも、けっして何が何でも、いろいろなことを吸収してやる~!!と力を入れすぎるのではなく、

「期待しながら取り組んで、振り返ってみたらこんなことに気がついた!・・・」

という感じが得られたら、きっと楽しいですよ!

ただでさえ、あなたは忙しい方でしょうから、わずかな時間を有効に使えるように応援いたします!(← 忙しい人はこのサイトを見ない???厳しいツッコミがきそう(笑))

目標を設定しなくてはいけないときどうする?

難しく考えないこと!とさんざん言っておきながら、それでもちょっとは考えないといけないとき・・・。

それは、たとえば、資格試験や受験のため、明確なゴールが必要であるとか、一発勝負のために勉強するようなときだと思います。

・・・その場合は、ぶっちゃけ

 がんばりましょう!

・・・・・・

・・・

・・・っていうのはだめですか?

・・・でも、目標設定をして、たんたんとこなしていくしかないと思います。

もちろん効率的なやり方はありますので、資格試験であれば、過去問をやるとか、その道に詳しい人からノウハウを聞いて勉強する・・・

・・・ということはやってみるべきだと思います。

ただ、言っておきたいことは、

「それでも例の2つの心がけでやりましょう♪」

・・・とはいえ、あなたは明確なゴールへ向かう道のりであせって成果があがらないことが多いと思います。

私もいつもそうです。気ばかりがあせってしまって、全然勉強に身が入らないのです。

そんなときにとるべき方法は2つ。

1) 思い切り止めてしまう!
2)成果があがるとかあがらないとかはともかく、たんたんとこなしていく。

がいいです。

1)は、特に他に気になること(遊びたい!とかどこか行きたい!とか)がある場合に、本来やることをいったんやめ、気になることの方を飽きるほどやります。本来すべきことをいったん頭から完全に離してしまいます。

別の気になることが飽きたら、本来やるべきことに取りかかります。

2)は、遊びたいとかの欲求というよりは、悩みとか雑念に対する対応に向いています。

悩みごとがあってそれが解決できないと勉強できない!と思っていると全くすすめなくなってしまいます。簡単な例でいうと、

「勉強をしようと思ったら、机が汚くて気が散るので、机をかたづけはじめ、結局その日は何も勉強しなかった・・・」

・・・こんなことあなたもよくあるでしょう?(机のせまさだけが理由ではないはず(笑))

たぶんあなたの完璧主義な部分がそうさせてしまうのです。
雑念が全てなくならなければ・・・悩みが頭から完全に消え去っていなければ・・・勉強は効率よくすすめられない!・・・って思い込んでしまうのです。

・・・・私は以前、神経症の療法の森田療法に関する本を読んだことがあります。それは
生きる知恵という本です。今新刊で手にはいる高良先生の本はこのようなものがあります。

>>森田療法-ノイローゼ克服法

この森田療法のキーワードは

「あるがまま!」

ビートルズの曲にもそんなタイトルのものがありましたね!(LET IT BE)

・・・よく例で出てくるのが、「高いところから飛び込むときの恐怖心!」です。
高いところから飛び込まなくてはいけない。でもとてもこわい。そんなときどうするか・・・。

・・・こわいという感情があるのは事実であり、それをありのままに受け入れ、こわいという感情のまま飛び込むのです。それが、「あるがまま」の態度ということなのです!

誰だって高いところから飛び込むことになったらこわいに決まっています!それを、こわいという感情がない方が都合がいいからといって、感情をなきものにしようと策を施しても、かえって意識してしまって余計こわくなる・・・という悪循環におちいってしまうのです。

・・・勉強するときの、悩みや雑念も同じことですよね!
悩みや雑念があってもたんたんと勉強をこなしていく。そのときはあたかも集中力に欠けてみえるかもしれません。でもやっていくうちに、夢中になってこなしていく自分に気がつくときがくるでしょう。

・・・実際にわたしもこの、生きる知恵という本を読んで、実践してみました。
はじめはあきらめに近い感じを受けていたのです。そう、それは、

雑念が全てなくならなければ・・・悩みが頭から完全に消え去っていなければ・・・勉強は効率よくすすめられない!

って思い込んでいたからに他ならないのでした。

・・・でも本当のあきらめというのは、勉強しているときの雑念などを取り払うことに力を注がないということではなく、勉強そのもの、そしてあなたが願っていた本来の結果を得るための努力を止めてしまうとことなのです!

・・・それを理解できてから、わたしは前向きに進んでいくことができるようになったのです。

この本は有名な神経症の療法の本ですが、タイトル通り、どんな人にも、(もちろんあなたにとっても!)生きる知恵 となるでしょう。

・・・さあ、あなたも、たんたんと目標をめざして前へ進んでいこうではありませんか!

・・・ここで注意!

先ほどの「とるべき方法」の1)と2)だったら、どっちを優先する?

・・・もちろん2)です!

だって、1)の方が楽ですもの(笑)。

普通は油断して1)を選んじゃいます。「集中力が続かないなら思い切り息抜きせよ!」なんて本によく書いてあるじゃないですか!それを都合よく解釈して、絶対1)を選ぶんですよ~みんな。

知的生活をめざすあなたは、そんなことはないですよね?(笑)