知的生活っていうけれど・・・?

知的生活

知的生活は道楽?

知的生活というけれど、それはいったいなんでしょう?

知識を吸収する上に、それにより自分が向上している!とか内面が充実している!といった感覚がともなうこと。
それから、得た知識を活用して、新たな創造をしてみたりといった楽しさが生活の中に溢れんばかりにあること・・・。

・・・そんな生活を知的生活と呼ぶのではないかと私は考えているのです。

知的な生活、それはもしかしたら究極かつ最高の道楽かも知れません。

勉強したり、学問を探求したり、創造をしたりといったことは、充分な時間、そして落ち着いた環境が伴わないと難しいからです。

それゆえ、知的な生活というのは、古くは貴族など、有閑階級しかおくれないように見えるのではないかと思います。
日々を労働のみで過ごしている私のようなものには程遠い世界です。

しかし、本当に知的生活は私たちはおくれないのでしょうか。

・・・決しておくれないわけではありません。しかし絶対的に時間が足りません
その少ない時間の中で、充分な時間、落ち着いた環境を捻出する必要があるのです。

時間の無駄について

時間の無駄というのは、実はあなたが本当に自分の好きなことに打ち込んでいる、夢中になってやっている、そのものの中にあるのかも知れません

何でもそうですが、後で振り返ったときに一番後悔すること、それは、一生懸命やってきたのに思ったより成果がでなかったこと、それが一番の悔いではないかと思うのです。

例えば、受験を考えて見ましょう。

ある大学に、高校3年の1年間をかけて勉強して現役で合格し入学しました。
また別の人は同じ大学に3年かけて合格し入学しました。

1年で合格という成果を出した事柄に対し、別の人は3年かかってしまったということです。

合格したいという想い、合格したいという目標があった上で、この結果になったとしたらどうでしょうか?

・・・これは一定期間で成果が出ていない例です。
   (受験勉強自体が楽しいか、夢中になれるかという話はありますが。)

取り組んでいるものそれ自体に楽しみや価値があるなら、それにどれだけ時間を費やしてもいいという意見もありますが本当にそうなのでしょうか?

例えば映画など。それ自体に楽しみがあります。(あるはずです!)
でも見終わったとき、大変つまらない映画だったらどう思いますか。

また、知識欲などは知ること、それ自体に楽しみがあります。
新しいことに出会い、どんどん覚えていきたいと思います。
でも確かに覚えたと思っていたものが頭からどんどん抜け落ちて忘却の彼方へいってしまっていることを自覚したときどう思いますか。

成果と時間の効果

また、例えばある資格を受けるとしましょう。それを1年で取得した人があなたの会社にいたとします。

あなたがその人と同じ実力であったとします。
しかし、その人は資格をもっていたために、あなたがやりたかった仕事、なりたかった地位をあなたより5年早く得ることができるかも知れません。

これは、ある一定期間(1年)で成果を出した(5年間を得した)ことに他なりません。

このように、成果を早くだすということはメリットがあります。
結果として、少ない時間を使って多くの時間を得する場合も多々あるのです

一定期間で成果を出すということ、それは現代の、時間の限られたわたしやあなたができる知的生活の方法です。もちろんその過程が充実して楽しいことが重要です。

なんらかの結果がでないことというのはつまらないし、つらいことだと思うのです。
だからこそ、ある一定の時間で結果を出しておきたい、頭脳を明晰にして限られた時間の中で効率よく知的生活を探求していきたいと考えるのです。

知的生活と頭脳明晰になることは現代では切っても切れない関係なのです。

人生で使える時間は限られています。その中でいったいあなたはどのように頭脳明晰になり知的生活にその時間を使いますか?

さあ知的生活を始めましょう!

知的生活を送る基盤として知識を吸収することが重要です。
そこから創造や考察が生まれます。
     (義務感ではなくて充実感がポイントです!)

さあ、どんな知識を吸収しましょうか???

・・・・・・

あなたの興味のあることから始めてみましょう!
経済、歴史、雑学、社会学・・・

・・・難しい? もっと簡単に考えてみましょう。

あなたの生活や趣味に関連することを極めてみる!

・・・たとえば、私みたいにホームページを作成するなんていうのも知的生活になるかもしれませんね。(← 一応創作?)

また、株をやっているのであれば、それに関する本を読んで、法則を考えてみたり、料理が好きなら、食材の成分や発祥などを調べてみたりするなど。

そう、好奇心をもってちょっとした疑問をしらべてみましょう。そこから知識が得られ、やがて雪だるまのように関連知識が増えることでしょう!

・・・もし知的生活自体に興味をもっていただけたら、こちらの本をおすすめします。
私が知的生活を知るきっかけとなったのはこの本です。知的生活をするなら避けて通れない(笑)。   

知的生活の方法 (講談社現代新書)

また、過去の賢人ハマトンの本もおすすめです。

>>知的生活 (講談社学術文庫)

どちらも良書です。
  (良書を初めから読むというのも時間の効果を高めます。)