記憶する方法-リンク法
リンク法という記憶方法があります。
例えば、以下の買い物をするとします。
・洗剤 ・ペン ・卵 ・牛乳 ・パン ・ケチャップ ・電池 ・雑誌 ・ベルト |
これを覚えるとき、記憶術の基本で述べたような、イメージ&体感で順に記憶してみましょう。
以下サンプル。
洗剤が箱からこぼれてペンにくっついた。 真っ白になったペンを巨大な卵にぶっさした!(中から黄身と白身がどろ~っと。) 黄身がそのまま牛乳パックの中に入り黄色が混ざった。 (黄色が混ざった変な牛乳をパンにかけてみた。 まずそうだったので、ケチャップのチューブの中に入れてみた。 それを絞って電池にかけてみた。 ばっちいので雑誌で拭いてみた。 その雑誌のページを破いてベルトにたくさん挟んでみた。(ケチャップのにおいぷんぷん!) |
う~ん、あんまりいいサンプルではないですね!
でもなんとなくイメージは掴めましたか?
じゃあ、見ないでリストを思い出してみましょう!!
・・・思い出せましたか???
覚える気はなかったけど、頭からイメージが湧き出てきたのでは?
ちょっと気になる点は、別の組み合わせでこの方法を使って覚えなければならないとき、自分みたいにイメージが貧困だと、他の”ケチャップ”とかと混乱してしまって、リンクが別の方にくっついてしまう!ということです。
こんな感じ。
グループ1> パン→ケチャップ→電池→・・・
グループ2> 味噌汁→みかん→ケチャップ→パソコン→・・・
が、パン→ケチャップ→パソコン・・・あれ?まちがっちゃった!!
そのときのコツは、やはり、極端なイメージの練習をすること!そしてもう一つは背景を替えること!です。
例えば、この買い物リストを覚えるとき、イメージする場所の背景を、高いビルの屋上から落っこちるすれすれのところで組み合わせてみたり。
そうすると、「屋上スレスレグルーピング♪」ができるので、混同しにくいです!
あと、順序性が必要な時に、順序が狂ってしまう場合があることです!これも極端なイメージがうまくできれば、クリアできる問題かも知れません。
例えば、買い物リストでは、「ケチャップを絞って電池にかける」「雑誌でケチャップを拭く」の箇所だけを見たら、どちらが先に出現したのかが分かりにくいということです。
まあ全体の流れがあるので、頭からうまく再生できればOKかも。
一番よいのは、能動/受動の区別をしておくこと!!
「○○がXXした」「XXが△△した」「△△が・・・」・・・ 以下続く。
必ず前に出現した方が後に出現した方に対して能動的なアプローチ(要は主語になるようなこと)をするようなイメージができればよいという意味です!